
親という字

「ただいまぁ~」
「あっ、お父さんだ。」
週末、雪の影響で社宅での在宅勤務だったため、いつもより早い時間に家に帰ることができました。
奥さんは出産のため入院しているので、なんかいつもと違い寂しい感じがします。
その寂しい感じを紛らわすかのように、子ども達が寄ってきます。
「お父さん、赤ちゃん産まれたんで。」
満面の笑みで近寄ってくる娘さん (*^^*)
うれしいんだろうなぁ~
新しい家族が増えて、しかも『お姉ちゃん』になったので。
「写真と動画見た?」
「みたー。めっちゃかわいい。」
そこに弟くんも入ってきて、赤ちゃんの話で盛り上がります。
「この2人はいろいろ興味もって、お世話とかしてくれそうやな。」
そう思いながら、ふと目を台所に向けると、
長男くんが食器洗いしてる!!
しかも、何も言われなくても、自分からΣ゚Д゚≡( /)/エェッ!
奥さんが妊娠中から少しずつ『自分のことは自分でする』習慣をつけてもらうように、言い聞かせ実践してもらってましたが、いざお母さんがいなくなって、こんなにすぐするようになるとは思ってもいませんでした。
しかも、プールで使った水着、野球の練習で使ったジャージなどは、自分で洗濯して干してくれていました (pq゚∀゚*○)
今回の出産をきっかけに少し自覚がでてきて、『自分のことは自分でする』習慣がついてきてくれたのは、とてもうれしい成長です。
『木の上に立って見る』と書いて『親』。
ほんとにそのとおりだなと思います。
今思えば、長男くんが産まれた頃は『ちゃんとせな、させなあかん』と、過干渉になっていたと思います。
だんだん自分でするようにさせてたつもりでも、つい手を貸してしまうことが多かったかな。
それに気がついたのはわりと最近。
奥さんに薦められた本を読んでから、意識して自分でしてもらうようになりました。
そういえば、奥さんの子育ては昔からけっこう『いい意味でほったらかし』だったですね。
『自分でさせて、失敗して、なんで失敗したか考えてもらう。』
『致命傷にならない失敗をしなければOK。』
子育てには、これくらいの感覚がちょうどいいのかなぁ。
ただ、『子どものしたことを受け入れる度量』は親に必要になってきますけど。
そういう意味では、親も子どもに成長させてもらっているんでしょうね。
まぁだいたい何とかなることが実感できてきたので、この調子でこのままいきたいと思います (*^^*)
ホントいろんなことを気付かせてくれる子育て。
大変なことに感じても、過ぎてしまえば良い思い出。
その機会を与えてくれた奥さんに感謝、感謝です♪(*・ω・人)


